臨床医学各論(全470問) 慢性気管支炎の主症状はどれか(12回) 嗄声 喀痰 胸痛 高熱 前の問題 次の問題 解答:2 1.嗄声 2.喀痰 3.胸痛 4.高熱 解説: 1:嗅声はかすれ声であり、急性・慢性の喉頭炎や喉頭癌などでみられる。 2:慢性気管支炎は、咳と喀疾が継続的に2年以上続いている状態であり、外的要因として大気汚染、喫煙、感染等がある。喫煙によって悪化する。喀疾検査で、原因菌である肺炎球菌、ブドウ球菌、溶連菌などがみられる。呼吸機能検査で、1秒率の低下、最大換気量の減少、気道抵抗の増大がみられる。 3:胸部の聴診で湿性ラ音が聴取されるが、痛みはない。 4:急性気管支炎では軽度の発熱を伴うが、慢性では高熱を伴うことはない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test