臨床医学各論(全470問) 変形性脊椎症で最も適切なのはどれか(12回) エックス線所見と臨床症状とは一致する 閉経後の女性に多い 長期間コルセットを装着させる 体操で筋力強化を図る 前の問題 次の問題 解答:4 1.エックス線所見と臨床症状とは一致する 2.閉経後の女性に多い 3.長期間コルセットを装着させる 4.体操で筋力強化を図る 解説: 1:変形性脊椎症は、エックス線所見で骨棘形成、椎間板変性による椎間狭小などがみられても症状の訴えはないことが少なくない。すなわち、エックス線所見と臨床症状とは必ずしも一致しない。 2:中年以降、とくに年齢を長じるにしたがって多くなる。閉経後の女性に多いという特徴を示すのは骨粗鬆症であり、変形性脊椎症ではそのような特徴はない。 3:長期間コルセットを装着させるのは筋萎縮をきたすので、適切ではない。 4:体操で筋力強化を図り、支持力を増強することが望ましい。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test