解説:
1:青酸は、接触や吸入などにより胃や気道、皮膚から体内に吸収され、血中ヘモグロビンと結合して、酸素とヘモグロビンとの結合を阻害する。
3:サリンは、猛毒の神経ガスであり、常温では無色の液体であり無臭で揮発しやすい。
4:ベンゼンは、常温では無色透明の液体で、独特の臭いがあり有毒性である。化学工業の基礎的な原料として多くの分野で使用されている。
一方、無機性の粉塵の吸入により肺の線維素性増殖反応が生じる疾患を塵肺症といい、その粉塵には、2:珪酸(石綿肺)、石英(珪肺症)、炭粉(炭坑夫塵肺症)などがある。