解説:
1:尿崩症は下垂体後葉の機能低下症、3:シモンズ病は下垂体全体の機能が著しく低下するために起こる疾患である。
4:バセドウ病は、逆に甲状腺機能の亢進症を起こす代表的な疾患である。
一方、下垂体に腫瘍が発生するなどで下垂体機能亢進が生じ、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の過剰分泌を招く2:クッシング病が存在する。
よく似た疾患名であるクッシング症候群は、副腎皮質ホルモンが体内で過剰産生されるために生じた疾患の総称である。
典型的な症状には、満月様顔貌、中心性肥満、高血圧症などがある。
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