臨床医学各論(全470問) 血圧が高くなる原因として誤っているのはどれか(13回) 動脈硬化 動脈硬化 血液量増加 血液粘性増加 前の問題 次の問題 解答:2 1.動脈硬化 2.動脈硬化 3.血液量増加 4.血液粘性増加 解説: 1:血圧は心拍出量と末梢血管抵抗により規定されるので、心機能、体液量および抵抗血管の内径の調節に関与する因子の相互作用の結果で決まる。動脈硬化は動脈壁の内膜が肥厚し、弾性線維や平滑筋細胞からなる中膜も変性して、動脈壁の硬化、弾性の低下が起こるものであり、末梢血管抵抗を高めるので血圧上昇の原因となる。 2:大動脈伸展性が減少すれば血圧上昇をきたすが、伸展性の増加はむしろ血圧を低下させる。 3:血液量の増加は血圧上昇の原因になる。 4:血液粘性増加も血圧上昇の原因になる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test