解説:
3:抗原刺激の記憶には、メモリーB細胞やメモリーT細胞がかかわる。
また、4:抗体応答の活性化においては、B細胞がヘルパーT細胞の補助を受けて活性化し、抗体産生細胞(形質細胞)になり抗体を分泌する。
また、ヘルパーT細胞(Th細胞)に1:抗原情報を提示する細胞(抗原提示細胞)として、マクロファージや樹状細胞、ランゲルハンス細胞がある。
さらにTh細胞は、産生するサイトカインの種類により、Th1細胞、Th2細胞などに分類される。
そのうち、Th細胞は、主にインターロイキン2(IL-2)やインターフェロンγ(IFN-y)を産生して2:細胞性免疫を促進する。
一方、Th2細胞は、主にIL-4、IL-5などを産生して液性免疫(抗体の産生)を促進する。