病理学(2:鍼灸版)(全154問) 臓器移植の拒絶反応で、移植された臓器を直接攻撃するのはどれか(24回) 好中球 形質細胞 キラーT細胞 マクロファージ 前の問題 次の問題 解答:3 1.好中球 2.形質細胞 3.キラーT細胞 4.マクロファージ 解説: 臓器移植による拒絶反応は、アレルギーのⅣ型(遅延型)によるものであり、活性されたTc細胞(細胞傷害性T細胞:キラーT細胞)、4:マクロファージ、NK細胞などが攻撃細胞となる反応型である。 そのなかでも抗原となっている細胞を直接破壊するのは、「殺し屋」の名の3:キラーT細胞である。 一方、1:好中球は病原微生物や異物等を貧食し、炎症巣の「清掃人」として働き、2:形質細胞はBリンパ球が血管外で抗体産生細胞に変化したものである。 また、4:マクロファージは活発な食作用により、異物処理を行うことから大食細胞とも呼ばれる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test