臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 皮膚症状と疾患の組合せで正しいのはどれか(23回) 紫斑一アトピー性皮膚炎 蝶形紅斑一全身性硬化症 黄疸―全身性エリテマトーデス 手掌紅斑一肝硬変 前の問題 次の問題 解答:4 1.紫斑一アトピー性皮膚炎 2.蝶形紅斑一全身性硬化症 3.黄疸―全身性エリテマトーデス 4.手掌紅斑一肝硬変 解説: 4:手掌紅斑は、肝硬変でエストロゲンの代謝が障害され、血中濃度が増加することでみられる所見である。 1:紫斑は出血傾向を示す疾患の特徴的所見であり、アトピー性皮膚炎ではみられない。 2:蝶形紅斑は全身性エリテマトーデス(SLE)で顔面に特徴的にみられる。全身性硬化症(強皮症)は皮膚硬化と血管病変を特徴とし、四肢末梢でレイノー現象がみられることが多い。 3:黄疸は血清ビリルビンの増加による皮膚色調の変化であり、溶血性貧血、肝疾患、胆道閉塞などで出現する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test