解説:
解答は1・4である(複数回答なので不適切問題)。
感染症の予防には感染成立の3要因である感染源・感染経路・感受性宿主ごとの対策がある。
「1:消毒」は「感染症患者の血液などの病原体を含むものや病原体で汚染された環境の消毒は感染源対策」・「手指の消毒は手指を介した接触感染を防止する感染経路対策」である。
「2:健康増進」および「3:予防接種」は感受性宿主対策である。
「4:マスクの使用」は飛沫感染や空気感染の予防で、「患者が使用する場合は感染源対策」・「非患者が使用する場合は感染経路対策」である。
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