病理学(2:鍼灸版)(全154問) 常染色体劣性(潜在性)遺伝病で、両親ともに健常な保因者の場合、患児が出生する確率はどれか(29回) 1/2 1/4 1/8 1/16 前の問題 次の問題 解答:2 1.1/2 2.1/4 3.1/8 4.1/16 解説: 単一遺伝子の異常による遺伝性疾患は以下に分類される。 常染色体優性遺伝病 常染色体劣性遺伝病 X染色体連鎖劣性遺伝病 ②では、両親ともに保因者(対立遺伝子の片方に異常がある)の場合、出生確率は以下となる。 患児(対立遺伝子の両方に異常がある)が出生する確率は1/4 保因者が出生する確率は1/2 健常者が出生する確率(対立遺伝子の両方とも正常である)は1/4 保因者とは病気の遺伝子を有するが発病していないヒトのことをさし、常染色体劣性遺伝病・X染色体連鎖劣性遺伝病でみられる。 常染色体優性遺伝では、対立遺伝子の片方のみ異常でも発症するため、保因者は存在しない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test