リハ医学(2:鍼灸版)(全216問) C6完全麻痺の脊髄損傷患者が目標とするADLとして正しいのはどれか(29回) 人工呼吸器からの離脱 環境制御装置の利用 移乗動作の自立 坂道での車椅子駆動の自立 前の問題 次の問題 解答:3 1.人工呼吸器からの離脱 2.環境制御装置の利用 3.移乗動作の自立 4.坂道での車椅子駆動の自立 解説: 人工呼吸器からの離脱はC3損傷、環境制御装置の利用はC4損傷、坂道での車椅子練習はC8損傷、移乗動作の自立はC7損傷(C7まで残存、肘の伸展可能)が正しい。 C6完全麻痺では肘の伸展、屈曲ともに不可能で移乗動作の自立は現実的には困難であり、不適当問題。 以下の記事では各髄節レベルの機能的予後をまとめている。 ⇒『脊髄損傷における「レベル別機能的予後」』 前の問題 次の問題 基礎科目 - リハ医学(2:鍼灸版) test