臨床医学総論(全246問) 呼吸異常と疾患の組み合わせで正しいのはどれか(29回) 起坐呼吸ーうっ血性心不全 下顎呼吸ー気管支喘息 クスマウル大呼吸ー過換気症候群 チェーン・ストークス呼吸ー糖尿病性ケトアシドーシス 前の問題 次の問題 解答:1 1.起坐呼吸ーうっ血性心不全 2.下顎呼吸ー気管支喘息 3.クスマウル大呼吸ー過換気症候群 4.チェーン・ストークス呼吸ー糖尿病性ケトアシドーシス 解説: 1:起坐呼吸は心不全などで「背臥位になると呼吸困難が強くなるため、座位か、後ろによりかかったり、体の前に布団をあてがって前に傾いて呼吸すること」である。 2:下顎呼吸は「臨終前に酸素の取り込みが少なくなることで、顎と喉の筋肉を動かして酸素を取り込もうとする状態」のこと。 ※気管支喘息は起坐呼吸が特徴。 3:クスマウル大呼吸は、代謝アシドーシス(糖尿病性ケトアシドーシス・尿毒症)に起因する「早く深い規則正しい呼吸の状態」のこと。 4:チェーン・ストークス呼吸は、頭蓋内圧亢進時・重症心不全・薬物中毒などにより「早い呼吸から浅い呼吸となり、再び深い呼吸になる状態」のこと。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test