臨床医学各論(全470問) 気管支喘息について正しいのはどれか(28回) 死亡率は若年者で高い 日中に症状が出やすい 成人では完治しない 吸気時に喘鳴を聴収する 前の問題 次の問題 解答:3 1.死亡率は若年者で高い 2.日中に症状が出やすい 3.成人では完治しない 4.吸気時に喘鳴を聴収する 解説: 気管支喘息は気道粘膜・筋層に可逆性の狭窄病変が生じ、持続性炎症が生じることにより発作性に咳や喘鳴を伴う呼吸困難を繰り返す疾患である。 3:小児喘息では多くが長期寛解、治癒するとされているが、成人では基本的に慢性疾患として継続的な治療が必要となる。 1:60歳以上の高齢者においては急激な死亡率の上昇がみられる。 2:1日の内で深夜から明け方にかけて、また温度差のある場所へ移動した際に症状が出現するのが特徴である。 4:喘鳴とは異様呼吸音の一つで、本症では下気道由来の呼気性の高調性喘鳴が特徴である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test