臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 脳血管障害により片側顔面と反対側半身の温痛覚障害をきたす部位はどれか(28回) 大脳 小脳 橋 延髄 前の問題 次の問題 解答:4 1.大脳 2.小脳 3.橋 4.延髄 解説: 脳血管障害により問題の症状をきたすのは、主に椎骨動脈の閉塞によって起こる延髄外側症候群(Wallenberg ワレンベルグ症候群)である。 典型的な症状は、患側・健側で以下の通り。 患側 顔面温痛覚障害(三叉神経脊髄路核の障害) ホルネル症候群(網様体の障害) 小脳性運動失調(下小脳脚の障害) 構音障害・嚥下障害(舌咽神経・迷走神経の障害) 回転性眩暈・眼振(前庭神経核の障害) 反対側 体幹・上下肢の温痛覚障害(外側脊髄視床路の障害) 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test