東洋医学概論(全262問) 次の文で示す腹証はどれか(15回) 季肋下部に充満感があり、肋骨弓の下縁に指を入れようとすると抵抗、圧痛がある。 胸脇苦満 心下痞硬 小腹不仁 小腹急結 前の問題 次の問題 解答:1 1.胸脇苦満 2.心下痞硬 3.小腹不仁 4.小腹急結 解説: 腹証に関する設問である。記述の内容は1:胸脇苦満に関するものである。 2:心下痞硬は、心下部に自覚的なつかえ感とともに他覚的な硬結を触知するものを指す。 3:小腹不仁は、通常は「小腹」と記述されるが、下腹部が軟弱で無力、あるいはしびれ感を伴うものを指す。 4:小腹急結は、「小腹」は臍の下の下腹部を、「少腹」は臍の斜め下の下腹部を指す言葉であり、「少腹急結」が正しい言葉である。一応正しいものとして話を進めると、左右の下腹部において、臍から上前腸骨棘に向かって皮膚を擦過したときに鋭い痛みを自覚して、反射的に股関節を曲げるような場合に陽性と見るもので、瘀血の腹証である。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学概論 test