解説:
下肢において外側を下行し、足の第4指に至る経脈は、「胆経」である。
下肢において下行する経脈は足の三陽経で、上行するのは足の三陰経である。
1:膀胱経は、大腿部後側を下行し、下腿部にいたっては後側から外側へと走行、足部外側を通って足の第5指外側(至陰穴)に至る。
2:肝経は、足の第1指外側(大敦穴)から起こり、下腿部(脛骨内側面上)および大腿部の内側を上行する。
3:胆経は、大腿部および下腿部の外側を下行し、足の第4指外側(足竅陰穴)に至る。
4:脾経は、足の第1指内側(隠白穴)から起こり、下腿部の内側(脛骨内側縁骨際)および大腿部の前内側を上行する。