東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 頑固な腰痛に対する治療で、腰部に鍼を2本使用して行うのはどれか(28回) 偶刺 斉刺 揚刺 傍鍼刺 前の問題 次の問題 解答:4 1.偶刺 2.斉刺 3.揚刺 4.傍鍼刺 解説: 十二刺からの出題である。 1:偶刺は「背部と胸部、前後から一鍼ずつ刺すもの」で、心痹に対する。 2:斉刺は「中心に一鍼と両側に(一直線に)、合わせて3本指すもの」で、狭くてやや深い寒気、痹気に対する。 3:揚刺は「寒気を浮揚させるように中心に一鍼、四隅に浅く刺すもの」で、範囲の広い寒気に対する。 4:傍鍼刺は「直刺と傍刺を一鍼ずつ合わせて2本刺すもの」で、経過の長い慢性の痹に対する。 設問は、頑固な腰痛ということで慢性の痹証であり、使用する鍼の本数も2本でいっちすることから4が正解。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test