解説:
まだら認知症とは「同じことでもできるときとできないときがあり、これが繰り返し起きる症状のこと」であり「2:脳血管性認知症」で発生する。
脳梗塞、脳出血、あるいは、クモ膜下出血などの脳血管の病変により、病変領域の神経細胞が壊死し、認知症が出現する。
その他の選択肢は以下の通り。
- 「1:前頭側頭型認知症」は性格変化と社会的行動の障害が病初期から全経過を通じて見られる。
- 「3:アルツハイマー型認知症」は進行性の近時記憶障害が見られ、比較的初期から物盗られ妄想を伴うことがある。
- 「4:レビー小体型認知症」は、認知症・パーキンソニズム・精神病症状・幻視・うつ・認知機能の動揺・転倒・妄想などがみられる。