臨床医学各論(全464問)

次の文で示す症例について、次の問いに答えよ(30回)

53歳の男性。転倒受傷し頚髄損傷と診断された。上肢は両肘屈曲のみ可能で下肢は完全麻痺。温痛覚、触圧覚は上肢では両肩周囲のみ残存していたが、それ以下の体幹、下肢では脱失。

 

患者はリハビリテーションを行ったが、麻痺の改善はなく、損傷レベル以下の完全麻痺が残存した。本患者の実用的移動手段で適切なのはどれか。

  1. 車椅子駆動
  2. 短下肢装具での歩行
  3. 両長下肢装具と松葉杖使用での歩行
  4. 電動車椅子操作

53歳の男性。転倒受傷し頚髄損傷と診断された。上肢は両肘屈曲のみ可能で下肢は完全麻痺。温痛覚、触圧覚は上肢では両肩周囲のみ残存していたが、それ以下の体幹、下肢では脱失。