東洋医学概論(全262問) 陽がたかぶり、津液が蒸化されて発汗し、手足のほてりが出るのはどれか(30回) 自汗 盗汗 戦汗 大汗 前の問題 次の問題 解答:2 1.自汗 2.盗汗 3.戦汗 4.大汗 解説: 「2:盗汗」とは寝汗のこと。 陰虚によって起き、睡眠中に寝汗をかく。これは陰虚内熱によるもので、陰の働きが弱まり、バランスが崩れて陽が相対的に高ぶり、熱・ほてりを生じ、汗となるものが「盗汗」である。ちなみに手足心熱は、上記陰虚内熱の症状である。 その他の選択肢は以下の通り。 「1:自汗」は気虚や陽虚によって起き、日中に安静時でも汗をかきやすいものをいう。 「3:戦汗」は表実症の際、悪寒・戦慄の後に全身性に発熱するものである。 「4:大汗」は、実熱によって起き、汗が大量に出るもので、病状が重い場合は絶汗・脱汗といい、危険な徴候となる。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学概論 第30回あまし test