解説:
「2:トリガーポイント」は索状硬結上に圧痛部位が限局して出現しているもので、圧迫により痛みの再現や関連疼痛が見られる点である。
これが答え。
トリガーポイントは「圧痛・索状硬結・単収縮反応・関連痛現象」が特徴である。
その他の選択肢は以下になる。
- 「1:圧診点」は内蔵の病変にともない腹部・背腰臀部に圧痛が生じるものである。胃潰瘍や十二指腸潰瘍で臀部に圧痛が出現する小野寺圧診点などがある。
- 「3:ヘッド帯」は内臓一知覚反射(内臓一体性反射の一つ)による関連痛の投射部位のこと。内蔵の病変にともない皮膚領域に関連痛が生じる。
- 「4:良導点」は、病変に応じて皮膚の電気抵抗の低下による現象が、交感神経を介した反応により出現するものである。