あん摩マッサージ指圧理論(全224問) 骨粗鬆症が疑われる患者に対する施術で、最も注意しなければならないのはどれか(13回) 殿部の母指揉捏法 大腿部の把握揉捏法 肩上部の合掌打法 背部の手掌圧迫法 前の問題 次の問題 解答:4 1.殿部の母指揉捏法 2.大腿部の把握揉捏法 3.肩上部の合掌打法 4.背部の手掌圧迫法 解説: 骨粗鬆症では、骨量が正常値以下になり、骨折しやすくなる。 骨粗鬆症の骨折は、老人に多くみられ(老人性骨粗鬆症)、強い外力が脊椎や大腿骨頚部、長管骨などに加えられると発生しやすい。 したがって、圧迫法などの施術は骨折を起こす強い外力になりやすいので、最も注意を要する。 1、2:殿部や大腿部は筋肉層も厚く、揉捏法はそれほど強い外力にならない。 3:肩上部は筋肉層が厚く、脊椎椎体の直接叩打もしない。 また、通常の合掌打法では骨折を起こすほど強くは叩打しない。 4:圧迫法は強い外力となるため、骨粗鬆症が疑われる患者の背部の手掌圧迫法では最も脊椎骨折の注意が必要である。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - あん摩マッサージ指圧理論 test