解剖学(2:鍼灸版)(全322問) 痛覚の伝導路に含まれるのはどれか(30回) 下丘 胸髄核 後索核 脊髄後角 前の問題 次の問題 解答:4 1.下丘 2.胸髄核 3.後索核 4.脊髄後角 解説: 痛覚の伝導路に含まれるのは「4:脊髄後角」である。 痛覚のみならず触圧覚などの感覚刺激は脊髄後角を通る(以下の通り)。 その他の選択肢は以下の通り。 「1:下丘」 は中脳被蓋に位置する神経核で、聴覚を中継する。 「2:胸髄核」はクラーク核とも呼ばれ、後脊髄小脳路の起始核である(胸髄後角から小脳に向かう神経線維を出す)。 「3:後索核」は延髄下部の背側にある神経核で、触圧覚刺激の伝導路である。 触圧覚刺激・痛覚刺激の伝導路は以下の記事で詳細解説している。 ⇒『上行性伝導路(痛覚・触圧覚など)を解説』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 解剖学(2:鍼灸版) test