解説:
乳幼児疾患は『4:ヘルパンギーナ』である。
ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。
~国立感染研究所より引用~
聞き慣れない疾患であるが、他選択肢がメジャーな疾患なため、消去法で導くことも可能である。
その他の選択肢は以下の通り。
- 1:シェーングレン症候群は自己免疫疾患で、好発は30~50代女性である。
- 2:バージャー病は原因不明の血管炎であり、好発は30~50代の喫煙者の男性である。
- 3:パーキンソン病は神経変性疾患であり、好発は50代~60代である。