衛生学・公衆衛生学(全155問) 業務上の疾病について正しい記述はどれか(21回) 珪肺は運輸業務従事者に多い アスベストは悪性中皮腫の原因となる レイノー現象は夏に増悪する 潜水病はもぐる時に発症する 前の問題 次の問題 解答:2 1.珪肺は運輸業務従事者に多い 2.アスベストは悪性中皮腫の原因となる 3.レイノー現象は夏に増悪する 4.潜水病はもぐる時に発症する 解説: 労働基本法の業務上疾病は、労働現場の環境や作業条件により引き起こされる。 1:岩石からの粉じんで、珪肺(肺の線維化)が起こる。 2:アスベストによりアスベスト肺、肺がん、中皮腫が起こる。 3:レイノー現象は、基礎疾患や振動工具による作業で起こる。手足の動脈のけいれんによる血流の減少、小静脈の拡張によるうっ血が起こり、冬に増悪しやすい。 4:潜水病は、潜水作業での高圧の状態から浮かび上がるとき、急速な減圧が血液中の窒素を気泡化し、血管を閉塞する。呼吸困難、中枢障害などを起こす。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 衛生学・公衆衛生学 test