生理学(2:鍼灸版)(全287問) 熱さに対する気候順化について誤っている記述はどれか(15回) 汗腺の働きが高まる 汗に含まれる塩分濃度が低下する 皮膚血管が収縮する 尿量が減少する 前の問題 次の問題 解答:3 1.汗腺の働きが高まる 2.汗に含まれる塩分濃度が低下する 3.皮膚血管が収縮する 4.尿量が減少する 解説: 暑さや寒さにさらされると、生体に生理的変化が生じて暑さ寒さに容易に耐えられるようになる過程を気候の順化という。暑さへの適応の際には、主に1:汗腺の働きが高まり発汗量が増加し、3:皮膚血管も拡張、皮膚の血流が増加して放熱促進が起こりやすくなる。また、2:アルドステロン分泌増加による汗の塩分量の減少、4:バゾプレッシン分泌増加による尿量の減少、口渇による水分摂取促進などの反応が起こる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test