生理学(2:鍼灸版)(全287問) 筋収縮の過程でエネルギーを必要としないのはどれか(16回) 筋小胞体からのカルシウムイオンの放出 ミオシン頭部の運動 筋小胞体によるカルシウムイオンの回収 ミオシン頭部とアクチンとの結合の分離 前の問題 次の問題 解答:1 1.筋小胞体からのカルシウムイオンの放出 2.ミオシン頭部の運動 3.筋小胞体によるカルシウムイオンの回収 4.ミオシン頭部とアクチンとの結合の分離 解説: 1:筋小胞体の終末槽からCa2+を細胞内の筋原線維周囲に放出させる時にはエネルギーを必要としない。しかし、筋の収縮にも弛緩にもATPの分解によるエネルギーが必要である。 したがって、筋収縮過程での2:ミオシン頭部の運動、3:筋弛緩過程でのCa2+の筋小胞体への回収、4:ミオシン頭部とアクチンとの結合の分離にエネルギーが使われる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test