病理学(全149問) 塞栓症について誤っている記述はどれか(16回) 血液に溶解しない物質が小血管に閉塞した状態である 最も多いのは脂肪塞栓症である 動脈性塞栓症は脳に生じやすい 局所の変性壊死の原因になる 前の問題 次の問題 解答:2 1.血液に溶解しない物質が小血管に閉塞した状態である 2.最も多いのは脂肪塞栓症である 3.動脈性塞栓症は脳に生じやすい 4.局所の変性壊死の原因になる 解説: 塞栓症は「血液に溶解しない物質が小血管に閉塞した状態」をいう。 静脈系の塞栓は肺に塞栓症を、動脈系の塞栓は脳、各種臓器、四肢末梢にそれぞれ塞栓症を発病するのが原則である。 塞栓症においては動脈血流の制限に伴い、局所の変性壊死が生じる。 最も高頻度にみられる塞栓源は血栓で、大きな塞栓症の90%以上は血栓に由来している。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学 test