臨床医学総論(全246問) 複視をきたしやすいのはどれか(16回) 重症筋無力症 筋萎縮性側索硬化症 ホルネル症候群 ベル麻痺 前の問題 次の問題 解答:1 1.重症筋無力症 2.筋萎縮性側索硬化症 3.ホルネル症候群 4.ベル麻痺 解説: 1:重症筋無力症では複視をきたしやすい。 複視とは物が二重に見えることをいい、斜視が原因となる。 重症筋無力症では神経筋接合部障害により、眼瞼下垂や斜視が初発する傾向がある。 他の選択肢では複視はみられない。 2:筋萎縮性側索硬化症では外眼筋、肛門括約筋、排尿筋、心筋、平滑筋は末期でも障害されない。 4:ベル麻痺(特発性末梢性顔面神経麻痺)では眼輪筋麻痺により閉眼は不可能となる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test