臨床医学総論(全246問) 栄養状態の指標となる血清生化学検査項目はどれか(17回) AST(GOT) アミラーゼ アルブミン アルカリフォスファターゼ 前の問題 次の問題 解答:3 1.AST(GOT) 2.アミラーゼ 3.アルブミン 4.アルカリフォスファターゼ 解説: 「3:アルブミン」は血漿タンパクの一つで約6割を占め、栄養状態の指標となる。肝障害、ネフローゼ症候群などで減少する。 その他の選択肢は以下の通り。 「1:AST(GOT)」は肝臓、骨格筋、心筋などに存在している酵素で、肝硬変や筋ジストロフィー、心筋梗塞などで増加する。 「2:アミラーゼ」はでんぷん分解酵素で、膵臓、唾液腺に存在し、膵炎や耳下腺炎で増加する。 「4:アルカリフォスファターゼ」はエネルギー代謝に関わる酵素で肝、胆、骨などに存在し、胆道疾患や骨疾患で増加する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test