臨床医学総論(全246問) 疾患と検査所見の組み合わせで正しいのはどれか(24回) 前立腺癌―PSA高値 関節リウマチ―CRP陰性 尿崩症―バソプレシン高値 アトピー性皮膚炎―血清IgE低値 前の問題 次の問題 解答:1 1.前立腺癌―PSA高値 2.関節リウマチ―CRP陰性 3.尿崩症―バソプレシン高値 4.アトピー性皮膚炎―血清IgE低値 解説: 血清中の前立腺特異抗原(prostatespeci6cantigen:PSA)が前立腺癌の腫瘍マーカーである。 以下の動画は、前立腺癌とPSAを記憶に定着させるのによい動画だと思うため添付しておく。 2:関節リウマチでは、組織障害の強さを示すCRPは場性、高値となる。 3:尿崩症はバソプレシンの分泌異常(中枢性)もしくは作用障害(腎性)のいずれかの原因により口渇、多飲、多尿をきたす疾患であり、中枢性尿崩症ではバソプレシンは低値であり、腎性尿崩症では比較的高い値を示す。 4:アトピー性皮膚炎はハウスダストなどの抗原にI型アレルギー反応が皮膚に起こる疾患で、多くの場合血清総IgEは増加する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test