臨床医学総論(全246問) 臨床検査について誤っているのはどれか(22回) 筋電図検査は神経・筋疾患の診断に有用である 超音波検査は関節疾患の病態把握に有用である MRIではエックス線に暴露される シンチグラムは放射性同位元素を用いる 前の問題 次の問題 解答:3 1.筋電図検査は神経・筋疾患の診断に有用である 2.超音波検査は関節疾患の病態把握に有用である 3.MRIではエックス線に暴露される 4.シンチグラムは放射性同位元素を用いる 解説: 3:MRIはmagnetic resonance imagingの略称で、核磁気共鳴画像法と呼ばれる。強い磁場内で電波を当てて体内の水素原子を共鳴させ、そこから発生する微弱な電波を取り出して断面画像を得る装置で、エックス線は使用しないので被曝されることはない。 1:筋電図検査は、筋興奮による活動電位を、体表面に貼付した電極または筋肉内に刺入した電極で誘導・増幅して記録する検査で、神経・筋疾患の診断に有用である。 2:超背波検径は超音波を体表面から投射し、その反射波を検出して画像化する装置で、関節疾患の病態把握に有用である。 4:シンチグラムは放射性同位元素を用いて標識化した化合物を静脈注射し、一定時間後に臓器への取り込みを放射活性で検出して画像を得る検査法である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test