臨床医学総論(全246問) 高齢になると発症頻度が増加するのはどれか(17回) 急性虫垂炎 クローン病 十二指腸潰瘍 逆流性食道炎 前の問題 次の問題 解答:4 1.急性虫垂炎 2.クローン病 3.十二指腸潰瘍 4.逆流性食道炎 解説: 高齢者では食道・胃接合部の噴門部括約筋が弛緩してくるため、胃液が食道内に逆流しやすくなって4:逆流性食道炎の発症頻度が増加する傾向がみられる。 1:急性虫垂炎は虫垂の化膿性炎症で、発症頻度は若年者に高いが、すべての年齢で発症しうる。 2:クローン病は消化管壁の全層の炎症を起こす炎症性腸疾患で、若年成人に好発する。 3:十二指腸潰瘍は、胃潰瘍と合わせて消化性潰瘍と総称され、若年者から高齢者までどの年齢にもみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test