臨床医学各論(全470問) インフルエンザウイルス感染症について正しいのはどれか(23回) 予防に手洗いは有用である 春に大流行を起こしやすい 潜伏期は1、2週間である 三類感染症である 前の問題 次の問題 解答:1 1.予防に手洗いは有用である 2.春に大流行を起こしやすい 3.潜伏期は1、2週間である 4.三類感染症である 解説: インフルエンザはインフルエンザウイルスA、B、C型による呼吸器を主とする感染症で、感染症法の5種感染症に指定されている。 飛沫中のウイルスが鼻・口・目から侵入し、上・下気道の上皮細胞で増殖し、気道に炎症を起こし、冬季に大流行する。 1、2日の潜伏期をおいて、悪寒、発熱、頭痛、腰痛、倦怠感などの全身症状が出現し、咳、喀痰などの呼吸器症状が遅れて出現する。 発熱は39~40℃の高熱が3~5日間持続した後、急速に解熱する。インフルエンザの予防は人混みを避け、マスクを着用し、帰宅時にはうがい・手洗いを心がけることである。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test