臨床医学各論(全470問) 第4-5腰椎椎間板ヘルニアの所見として正しいのはどれか(22回) アキレス腱反射の亢進 膝蓋腱反射の消失 下腿内側の感覚障害 母趾背屈力の低下 前の問題 次の問題 解答:4 1.アキレス腱反射の亢進 2.膝蓋腱反射の消失 3.下腿内側の感覚障害 4.母趾背屈力の低下 解説: 第4ー第5腰椎椎間板ヘルニアでは、L5神経根すなわち第5腰神経が障害されるので、足首の背屈および4:母趾背屈力の低下がみられるので、所見として正しい。坐骨神経痛は第4腰神経一第3仙骨神経で構成される。 1:アキレス腱反射の亢進はみられず、減弱や消失もみられない。第5腰椎一第1仙椎椎間板ヘルニア(第1仙骨神経の障害)で減弱や消失がみられる。 2:膝蓋腱反射の消失はみられない。膝蓋腱反射は第3一第4腰椎椎間板ヘルニア(第4腰神経の障害)で減弱や消失がみられる。 3:下腿内側の皮脚は、大腿神経の枝である伏在神経の枝の内側下腿皮枝が分布しており、坐骨神経の分布ではないので感覚障は出現しない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test