臨床医学各論(全470問) 変形性膝関節症について正しいのはどれか(22回) 一次性が多い 関節軟骨の摩耗所見はない 安静時痛が主症状である 大腿四頭筋訓練の効果はない 前の問題 次の問題 解答:1 1.一次性が多い 2.関節軟骨の摩耗所見はない 3.安静時痛が主症状である 4.大腿四頭筋訓練の効果はない 解説: 1:変形性膝関節症は一次性が多く、二次性は少ないので正しい。 2:変形性膝関節症は、関節の軟骨の破壊と骨の増殖が起こり、次第に関節が形態的変化を起こす疾患であり、関節軟骨の摩耗所見もみられるので、「ない」は誤りである。 3:連動時に痛み、とくに運動開始時に痛む特徴がある。安静時痛が主症状ではない。 4:大腿四頭筋の萎縮がみられ、関節支持力が低下するので、仰臥位で足首に1~2kgの重りをつけての下肢伸展挙上運動(SLR運動)などの大腿四頭筋訓練を行うことは、支持力を高め、病変の悪化を予防するので、効果がある。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test