臨床医学各論(全470問) 脊椎疾患と装具治療との組合せで誤っているのはどれか(22回) 側弯症-ミルウォーキーブレイス 頸椎症―対立装具 腰椎椎間板ヘルニア-軟性コルセット 腰椎圧迫骨折―体幹装具 前の問題 次の問題 解答:2 1.側弯症-ミルウォーキーブレイス 2.頸椎症―対立装具 3.腰椎椎間板ヘルニア-軟性コルセット 4.腰椎圧迫骨折―体幹装具 解説: 2:頚椎症では、頚椎捻挫やむちうち損傷の場合と同様に頚椎カラーが装具として用いられる。対立装具は手関節装具であり、正中神経麻痺などで手関節を固定するとともに母指を対立位に保持するものであり、頸椎症の装具ではない。 1:側弯症に用いられる装具には、ミルウォーキーブレイスやポストンブレースなどがあるので正しい。 3:腰椎椎間板ヘルニアでは、軟性コルセットを腹壁を外方から締めて補強し腹腔内圧を上げる目的と、腰椎の運動をある程度制限する目的で用いるので正しい。 4:腰椎圧迫骨折では、固定や支持、矯正などの目的で、ナイト型硬性装具や硬性ジャケット型装具などの体幹装具が用いられるので正しい。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test