臨床医学各論(全470問) 次の文で示す症例について、問いに答えよ(25回) 「75歳の男性。病院を受診し、脳梗塞による軽い片麻痺と診断された。」 麻痺側にみられる所見はどれか。 バレー徴候 ロンベルグ徴候 ラセーグ徴候 ケンプ徴候 前の問題 次の問題 解答:1 1.バレー徴候 2.ロンベルグ徴候 3.ラセーグ徴候 4.ケンプ徴候 解説: 1:バレー徴候は、脳梗塞などによる片側性の軽い運動麻痺のスクリーニング方法である。 2:ロンベルグ徴候は感覚性運動失調の有無をみる検査で、陽性であれば、脊髄瘘などの脊髄後索障害、感覚性末梢性ニューロパチーを疑う。 3:ラセーグ徴候は下位腰神経、上位仙骨神経の刺激症状の有無をみる検査であり、4:ケンプ徴候は腰部の椎間孔や脊柱管の狭小化の有無をみる検査である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test