臨床医学各論(全470問) 脳腫瘍の5年生存率で最も予後が悪いのはどれか(22回) 神経膠芽腫 髄膜腫 下垂体腺腫 神経鞘腫 前の問題 次の問題 解答:1 1.神経膠芽腫 2.髄膜腫 3.下垂体腺腫 4.神経鞘腫 解説: 1:神経膠芽腫は悪性の神経膠腫。発育が急速で、浸潤性なので5年生存率も10%と低く、最も予後が悪い。 2:髄膜腫はクモ膜の表屑細胞から発生する良性腫瘍で、主に成人にみられ、女性に多い。5年生存率は90%以上で予後がよい。 3:下垂体腺腫は、下垂体前葉に発生する女性に多い良性腫瘍であり、悪性は稀である。手術で全摘できれば完治もあり得る。 4:神経鞘腫は聴神経鞘腫が最も多いが、良性腫瘍であり女性に多い。5年生存率は90%以上で、予後がよい。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test