解説:
緊張性頭痛は、筋収縮性頭痛と言われていたものであり、姿勢やストレスによる後頭部や項部(後頸部)の筋の持続的収縮によって血流現象を生じて起こる筋自体の痛みや過敏性、および後頸部の筋を貫通している大後頭神経が緊張によって絞扼されて生ずる痛みなどが混在して起こる。
締め付けられるような痛みであり、2:両側性である。
1:痛みは拍動性ではない。拍動性頭痛は片頭痛でみられることが多い。
3:頸部や肩こりが強いと頭痛も増強することが多いが、日常動作で悪化することはない。
4:嘔吐は伴わない。片頭痛では嘔吐、悪心、食欲不振、めまいを伴う。