臨床医学各論(全470問) 脊椎麻酔について正しいのはどれか(21回) 局所麻酔薬を硬膜外に投与する 穿刺部位に炎症があっても可能である 虫垂切除術に用いられる 抗凝固薬使用患者でも安全である 前の問題 次の問題 解答:3 1.局所麻酔薬を硬膜外に投与する 2.穿刺部位に炎症があっても可能である 3.虫垂切除術に用いられる 4.抗凝固薬使用患者でも安全である 解説: 脊椎麻酔は、腰椎麻酔が代表的であり、腹部臓器、下肢の手術に適用される。 したがって3:虫垂切除術にも用いられるので正しい。 1:脊椎麻酔は局所麻酔の一種で、脊髄クモ膜下腔に局麻剤を注入して神経根を遮断する方法であり、硬膜外に投与ではない。硬膜外腔に局麻剤を注入して脊髄神経を遮断する方法は硬膜外麻酔である。 2:穿刺部位に炎症があったら、避けたほうがよい。 4:抗凝固薬使用患者では、出血を起こす危険があるので、安全ではない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test