臨床医学各論(全470問) 大腸癌で正しい記述はどれか(19回) 扁平上皮癌が多い 上行結腸側の方が症状が出やすい 肝転移を起こしやすい 進行度の判定にボルマン分類を用いる 前の問題 次の問題 解答:3 1.扁平上皮癌が多い 2.上行結腸側の方が症状が出やすい 3.肝転移を起こしやすい 4.進行度の判定にボルマン分類を用いる 解説: 大腸癌は3:肝転移を起こしやすく、また肺転移も起こしやすいので正しい。 1:扁平上皮癌が多いのではなく、大部分が腺癌である。 2:上行結腸側の癌は症状が少なく、下行結腸のほうが便通異常、腹痛、腹部膨満感などの症状が出やすい。 4:進行度の判定には没潤の程度とリンパ節転移を指標にしたデュークス分類を用いる。ボルマン分類は進行胃癌の分類に用いられる。 関連記事 ⇒『癌の発生頻度を「扁平上皮癌・腺癌・移行上皮癌」で分けてみた(男女比も)』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test