発生母地により、発生する癌の頻度は以下のような違いがある。
- 扁平上皮癌⇒皮膚・舌・喉頭・咽頭・肺・食道・子宮頸部で発生頻度が高い。
- 腺癌⇒胃・大腸・胆嚢・膵臓・肝臓・肺・乳腺・甲状腺・卵巣・子宮体部・前立腺で発生頻度が高い(肺は、腺癌が約45%・扁平上皮癌が約35%の頻度で発症)。
- 尿路上皮癌(移行上皮癌)⇒腎盂・尿管・膀胱で発生頻度が高い。
男女比
男女比に関しては「癌の発症は一般的に男性に多い」が、以下は女性に多く見られる。
- 甲状腺癌
- 胆嚢癌
関連した「鍼灸アま指国家試験出題」としては以下などが挙げられる。
⇒『次の文で示す症例について、下記の問いに答えよ(27回)』
⇒『男性に比べて女性に高頻度に発生するのはどれか(29回)』