解説:
徒手筋力テストのレベルは弱い順に以下となる。
- 0:筋の収縮をみないもの。
- 1:筋の収縮はみられるが関節運動のないもの。
- 2:重力を除けば全可動域にわたって関節運動が可能なもの。
- 3:重力に抗して関節運動が完全に可能なもの。
- 4:適当な抵抗に抗して関節運動が完全に可能なもの。
- 5:強い抵抗に抗して関節運動が完全に可能なもの。
中殿筋は、股関節を外転する作用を持つ筋肉で、筋力テストの際、仰臥位で右股関節外転ができればMMT2。MMT3以上は重力に逆らって股関節外転させる必要があり、側臥位で測定するのが正しい。
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