病理学(2:鍼灸版)(全154問) ショックとその原因との組合せで誤っているのはどれか(18回) 心原性ショックー急激な心拍出量減少 出血性ショックー末梢血管の透過性亢進 熱傷性ショックー大量の血漿成分喪失 細菌性ショックー内毒素による血管内皮細胞障害 前の問題 次の問題 解答:2 1.心原性ショックー急激な心拍出量減少 2.出血性ショックー末梢血管の透過性亢進 3.熱傷性ショックー大量の血漿成分喪失 4.細菌性ショックー内毒素による血管内皮細胞障害 解説: 心原性ショックでは、急激に心臓のポンプ作用が損なわれ、その結果、心拍出量が減少する。 熱傷性ショックでは、広範な火傷などで血管外に血漿が大量に漏出し大量の血漿成分が喪失する。 細菌性ショックでは、敗血症などで細菌内毒素が血中に放出され、血管内皮細胞が障害される。 出血性ショックでは、急激な大出血(例えば、大動脈瘤破裂や交通事故など)で発症し、末梢血管の透過性亢進は関係ない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test