病理学(2:鍼灸版)(全154問) 腫瘍マーカーはどれか(16回) αフェトプロテイン 組織適合抗原 ヒスタミン シクロオキシゲナーゼ 前の問題 次の問題 解答:1 1.αフェトプロテイン 2.組織適合抗原 3.ヒスタミン 4.シクロオキシゲナーゼ 解説: 2:組織適合抗原(MHC)は、組織細胞の表面に存在する抗原で、とくに移植拒絶に関わる同種抗原をいう。 3:ヒスタミンは、好塩基球やマスト細胞に存在し、血管の透過性を亢進するケミカルメデイエーターの一種である。 4:シクロオキシゲナーゼは、プロスタグランジンの合成を触媒する物質であり、炎症時に過剰に産生されたりもする。 これら3つは、腫瘍マーカーではない。 一方、1:αフェトプロテインは腫瘍マーカーであり、肝細胞癌、肝芽腫などでみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test