病理学(2:鍼灸版)(全154問) 心疾患で関連の少ない組合せはどれか(12回) 心室中隔欠損一左心室肥大 心不全ー肺水腫 狭心症ー冠動脈硬化症 心筋炎ー高安病(脈なし病) 前の問題 次の問題 解答:4 1.心室中隔欠損一左心室肥大 2.心不全ー肺水腫 3.狭心症ー冠動脈硬化症 4.心筋炎ー高安病(脈なし病) 解説: 4:高安病(=脈なし病)は、大動脈とその主な分岐動脈(腕頭・鎖骨下など)の非特異的炎症に続発する内腔の狭窄・閉塞である。 心筋炎との関連は少ない。 1:心室中隔欠損は、軽症では右心室拡張などを生じる程度であるが、重症では、左心室の拡張・肥大を生じる。 2:心不全は、左心では肺水腫(浮腫)を主徴とし、右心では体循環系のうっ血を主徴とするが、慢性化で左心不全となり、肺水腫(浮腫)を発症する。 3:狭心症は、一過性の心筋虚血で、冠動脈の閉塞性病変(硬化、血栓や塞栓、動脈炎など)で生じる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test