臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 星状神経節ブロックの適応でないのはどれか(13回) 末梢性顔面神経麻痺 顔面の帯状庖疹後神経痛 手の反射性交感神経性萎縮症 片側顔面けいれん 前の問題 次の問題 解答:4 1.末梢性顔面神経麻痺 2.顔面の帯状庖疹後神経痛 3.手の反射性交感神経性萎縮症 4. 片側顔面けいれん 解説: 星状神経節ブロックは、第7頚椎横突起の前方に位置する星状神経節に局所麻酔薬や抗炎症剤などを注入して、星状神経節から臓器に分布している交感神経の興奮を抑制し、血管拡張による循環改善によって痛みを改善する治療法である。 星状神経節の交感神経は顔面、頚部、上肢、心臓、肺などに達しているので、ブロックの適応は、1:末梢性顔面神経麻痺、2:顔面の帯状庖疹後神経痛、3:手の反射性交感神経性萎縮症、頚腕症候群、頚椎捻挫などである。 4:片側顔面けいれんなどのけいれんには用いられない。 顔面けいれんには、顔面神経ブロックが行われる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test