臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) ショックについて誤っている組合せはどれか(14回) 心原性ショックー循環血液量の減少 敗血症性ショックーエンドトキシン 神経原性ショックー血管壁の緊張低下 アナフィラキシーショックー抗原抗体反応 前の問題 次の問題 解答:1 1.心原性ショックー循環血液量の減少 2.敗血症性ショックーエンドトキシン 3.神経原性ショックー血管壁の緊張低下 4.アナフィラキシーショックー抗原抗体反応 解説: 「1:心原性ショック」は、急性心筋梗塞などにより心臓のポンプ機能が急激に低下して心拍出量が減少し、血圧低下、血液循環の障害をきたすが、循環血液量そのものは減少していない。循環血液量の減少は血液が失われる出血性ショックで起こる。 その他の選択肢は以下の通り。 「2:敗血症性ショック」は、主にグラム陰性桿菌の感染時のエンドトキシンによって起こる。 「3:神経原性ショック」は、脊椎麻酔などの副作用で血管運動神経が麻蝉し、血管壁の緊張低下をきたして起こる。 「4:アナフイラキシーショック」は、外因性抗原(アレルゲン)に対するIgE抗体の反応、すなわち抗原抗体反応によって起こる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test