臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 悪性腫瘍による痛みの治療で正しい組合せはどれか(10回) 上顎癌ーくも膜下腔ブロック 舌癌一顔面神経ブロック 子宮癌一閉鎖神経ブロック 膵臓癌一腹腔神経叢ブロック 前の問題 次の問題 解答:4 1.上顎癌ーくも膜下腔ブロック 2.舌癌一顔面神経ブロック 3.子宮癌一閉鎖神経ブロック 4.膵臓癌一腹腔神経叢ブロック 解説: 1:上顎癌には、三叉神経の上顎神経ブロックを行う。くも膜下腔ブロックは胸部と上腹部の悪性腫瘍などに行われる。 2:舌癌には、三叉神経の下顎神経ブロックを行う。顔面神経は味覚であり痛覚ではない。顔面筋の運動神経でもある顔面神経のブロックは、顔面痙攣に用いられる。 3:子宮癌など下腹部の臓器の痛みには、持続硬膜外麻酔を行う。閉鎖神経の知覚支配は大腿内側および股関節であるので、子宮には無関係である。 4:膵臓癌、胃癌などの上腹部臓器痛には、腹腔神経叢ブロックやくも膜下腔ブロックを行う。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test